日々の出来事
自然素材「床」
匠家での家づくりの一つとして「自然素材」があります。
自然素材と一言で言っても色々あるんですが、
今日は、「無垢の床」について少しお話します。
皆さんが気になるのは「無垢と合板って何が違うの?」とか金額的部分だと思んですが
金額は工務店さんやハウスメーカーさんにより違いますし、材質などでも違うので
今回は無垢と合板の違いについてお話ししたいと思います。
写真のように何層かに板が張り合わせてあるものの表面に
木目を印刷したものをはってある等のものが合板のフローリングです。
中には薄い無垢材を貼ったようなものもあります。
無垢の床は木そのものを床板に加工したもの。
2つの床材にはそれぞれ特徴があります。
合板の床は加工の仕方によりキズがつきにくいもの、ペット対応の物など
様々です。
無垢の床は木そのものが素材なので種類も、色も、見た目も色々あります。
なので傷がつきにくい固い樹種、質感や触り心地重視で柔らかい樹種、
などこちらも様々。
清掃面も気になると思います。
合板の床は加工にもよりますが汚れがつきにくかったりします。
ですがキズがついてしまうとプロに頼めばきれいになおりますが
じぶんで治すとなるとひと手間必要です。表面は紙やすりなどでは削れませんので。
無垢の床は、こちらも表面の塗装などで違いはありますが、シミなどができる可能性はあります。
加工にもよりますがキズは自分でも簡単に治せます。傷がついたところを紙やすりなどでこすれば自分でも治せます。
あとは大きいところだと感触、においです。
合板は比較的固いので冬場なんかは靴下では冷たいかもしれません。
匂いは基本ありません。
無垢の床は樹種にもよりますが冬場でも靴下で過ごせるものもあります。
匂いはやはり木そのものなのでします。
全部ではありませんが大きな部分で取り上げてみましたが1番の違いは感触、においです。傷がついてもいいから柔らかい無垢の床なのか
ペットを飼うから合板の床なのか・・・
悩みますね。
ですが2つの床材でどちらが良いかは使う人環境でも違うので
自分がどこを優先するか雰囲気などで選んでみてください。
これから暑くなっていきます。今年は皆さんマスクも手放せない状況なのできつい季節
になってきますが、こまめに水分摂取等お体に気を付けてお過ごしください。 楠