建築探訪

先日ずっと行ってみたかった21_21 Design Sight へ行ってきました。
21_21 Design Sightはデザインを通し、様々な出来事や物事について考え発信することをコンセプトに造られた美術館です。
創立者は三宅一生、設計士は安藤忠雄、ディレクターに深澤直人とデザイン界の重鎮達によって創立されました。
そこで見つけた素敵な作品をシェアします。

これは日本の建築様式にみられる建具の一種で「欄間」と呼ばれ、採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設けられる開口部材です。
一見面白さが見当たらないように思えるかもしれませんが、実はこの模様、虫食いによってできた穴をデザインとして用いています。

私もよく焚火をするので薪割りをするのですが、虫に食われてスカスカになっていたり、薪を割ったらカミキリムシの幼虫が出てきたりで、良い思いをしなかったのですが、これを見てハッとさせられました。
普通であれば欠点や欠陥になってしまうモノを、見方を変えて唯一無二のデザインに変えられるのは本当に関心しました。

他にも企画展で「The Original」という展示も6月末までやっていて、建築も含め見ごたえがすごいので是非足を運んでみてください。望月